ボルシチ以外のロシア・ウクライナの話

ロシアに1年留学し、なぜか今はウクライナで生活をする24才です。ロシア・ウクライナについてを中心に情報発信していきます。

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留学したいけど、どこの大学に留学できるの?〜ロシア留学に向けて①大学の探し方編〜

ウクライナもついに春の陽気になってまいりました。

皆さんどうもこんにちは、だにーです。

 

今回からはちゃんとした記事を書いていこうと思います。今回からはこのブログを立ち上げあた経緯でもある、”ロシア留学について”連載形式で書いていこうかと思います。過去の留学の経験から、自分で手続きをしていく際に有益だと思える情報について、自分の経験を振り返る形で紹介していきたいと思います。

 

記念すべき第1回目の今回は、留学先となる大学を選びの方法について書いていきます。

 

大学生でロシア語を勉強していて、かつ自分の大学とロシアの大学に提携プログラムがある場合はいいのですが、1から自分で申し込みをするとなると星の数ほどある大学を選ぶところから始まります。しかもロシアはご存知の通りめっちゃくちゃ広いです、都市を選ぶところから一苦労ですよね。

でも大丈夫、ロシアでの留学先探しは大きく分けて以下の2つの方法があります。それぞれ見ていくことにしましょう。

 

注:この記事は新型コロナウイルスによるパンデミック前の情報を基に執筆しています。現在の状況は大きく異なる場合がありますので、ご自身でもよくご確認ください。

 

 

  ①斡旋業者を使う

有名なところではJICでしょうか。

メリットとしてはなんといってもその安心感。業者の方はその道のプロなわけですから、ビザの手配から住居探しまで本当に全て丁寧にサポートしてくれます。僕がペテルブルクに留学していた時に知り合いが1人、JICを使ってサンクトペテルブルク国立大学に留学していました。その時の彼の住居を見せてもらったことがあるんですがめっちゃくちゃ綺麗で広かったです。ホテルみたいでしたマジで。

業者はやっぱり一番安全で確実な方法だと言えますし、留学先はその適当さであまりにも有名なロシア。安心安全は金で買えとはよく言ったものです。少しでも不安があるならば業者をお勧めします。

デメリットとしてはやはりその高額な費用が挙げられます。自分で全て手続きをやった私が1年間で学業及び住居に支払った総額とJICのサイトに掲載されているサンクトペテルブルク国立大学への留学プランの料金表を見比べると、JICの方が約1.5倍ほど高いです。学んでいた大学が違うので一概には言えないですが、住居費を含めると一年で50万円ほど差が出てるのは見逃せないかと...

ちなみにですが先ほどJICプログラムでの留学生のお家がめっちゃ綺麗だと言いましたが、なぜ綺麗かというと家賃が高いからなんです。その後輩は市内中心部ではなく、結構離れたところに住んでいました。(プロスヴェータといえば分かる人は分かるはず。) にも関わらず、ペテルブルク中心地のど真ん中に住んでいた僕と家賃は同じかなんならもうちょい高いくらいでした。ここは個人の考え方次第ですが、僕はそれなら多少家の質は落ちてもせっかくなので交通の利便性が高く色々なところにいきやすいい中心地に住みたいかなあと。別に僕の家も悪くなかったしね。

また選べる大学が少ないのもデメリットでしょう。JICではプログラムのある大学はわずかに4つです。

 

②Study in Russiaなどのサイトを使う

僕はこちらを選びました。このサイトはロシア教育省が運営しているサイトになります。

このサイトではどんな大学やプログラムがあるかを検索、さらには応募までできてしまいます。1ヶ月ほどの短期集中語学コースからなんと4年間かけて学士号をとる、すなわち正規留学の応募までできてしまうのですごいですよね...。ちなみにこちらのサイトではロシア語のみを勉強するというコース以外にも、ロシア語を使って何か専門領域を勉強するコースを選択することもできます。なんならそっちの方が多いかも。

さらにスカラーシップ枠が用意されている大学がかなりあります。これには試験を受ける必要があったりと少し複雑であり、無料で留学すらからにはそれなりのロシア語能力が求められていると考えていてください。しかもライバルは当然日本人だけではありませんのでハードルはかなり高いです。それでも挑戦する価値はかなりあると思います。

デメリットとしてはHPは英語かロシア語しかないというところと、サイトが絶望的に見ずらいといったところが挙げられるでしょうか。

そして当然ですがこのページから全て自分で申し込みをすることになりますので全て自己責任で申請することになります。でも安心してください、皆さんが自分の力でロシア留学に行けるようにこのブログを書いています。

さて僕の場合はどうしたかというと、サンクトペテルブルクで勉強したかったので Study In Russiaでペテルブルクの大学を調べてみると

の3校が留学生の受け入れを割と活発に行っていることを知りました。

この中でどれがいいだろうと悩み、ペテルブルク在住の友人に相談したところ

"ゲルツェンは学費も安くてキャンパスの立地も最高だしいいと思うよ"

とのこと。

サイトを見たところ悪くなさそうだし、確かに学費も安い。(1年で50万円くらい。日本の国公立大学と変わらないです。)連絡先も書いてあったのでゲルツェン教育大学に応募したい旨のメールを送ることにしました。

 

さて、というわけで僕はゲルツェン教育大学を第一希望にして留学準備を進めて行くことを決めました。となると次は大学にコンタクト取らなければなりません。というわけで次回のブログでは大学へのコンタクト・申し込みのお話をしたいと思います!よろしければ読んでやってください!!

 

ではでは

 

 

はじめましてのご挨拶と自己紹介~ウクライナに住む24才~

みなさんはじめまして!だにーと申します。

 

今回ひょんな思いつきからはてなブログを開設してみました。この記事では簡単に自己紹介をしてみようかなと思います。

 

僕は日本の大学を休学し現在ウクライナの首都、キエフで生活をしている24歳です。

 

大学ではロシア語を専攻しており、3年生の頃にはロシアのサンクトペテルブルクという都市にある、ゲルツェン国立教育大学に私費留学していました。

 

サンクトペテルブルクの血の上の救世主教会

 

この留学はエージェントなどを一切通さず、1から全て自分で手続きをしたのですが、手続きを進めていく中でロシア留学の情報があまりに少なく正直とても苦労しました。ですのでこれからロシアに留学される方で、"自分で手続きを全てやってみたい!"というチャレンジ精神旺盛な方のために僕の経験をシェアできればなあと思いブログを開設することにしたわけです。新型コロナ禍の中で手続き方法などに変更があるかもしれないので、ご自身での情報収集も必ず行ってくださいね!!

 

さてここで、なぜ僕がロシア語を学び始めたのかについても少しお話しようかなと思います。

 

僕のロシアとの出会いは高校生の時でした。高校二年生の冬、”日露青年交流センターがロシア派遣プログラムを主催するので派遣生徒を探している、なぜかうちの高校にその枠が3つ与えられた"と当時の担任から教えてもらいました。それまでロシアのことなど全く知らなかったのですが、 "タダで外国行けるなんてラッキーやん!"という軽い気持ちで応募したらなぜか合格し、晴れてロシア行きが決まったのです。

 

ですがその後少し冷静になりGoogleでロシアについて調べてみると、まさにおそロシアな情報がいっぱい。男性はみんな筋肉むきむき、治安があまりよろしくないなどなど、正直ロシアに行くまでは迂闊に応募したことを後悔したこともありました。

 

しかし百聞は一見に如かず、実際にロシアに行ってみるとそんな思いは消えて無くなりました。モスクワの空港に着き飛行機から降りた時の日本とはどこか違う乾燥した風、冷たい匂い、綺麗なお姉さん。今でも、あの時の冷たい風を頬で感じた時のなぜか心がグッとなった感覚と、空港の職員の金髪のお姉さんのやる気なさそうに仕事している様になぜか心を掴まれたあの感覚は忘れることができません。

 

また、このプログラムはサンクトペテルブルクで行われるものだったので国内線に乗り継ぎ、夜のフライトでペテルブルクへと向かいました。着陸が近づき高度を下げ始めた飛行機から見える、暖かいオレンジ色の街灯に照らされたペテルブルクの街並みが目に映り、本当になぜかわからないのですが少し懐かしい気持ちになりました。きっと僕の前世はロシア人かロシアで生活していた犬なんだと思います。そして無事にサンクトペテルブルクへと到着した後、夜のライトアップされたネフスキープロスペクトを初めて歩いた時に"こんなに美しい街があるのか”と感動し一瞬で鳥肌がブワーッとでたのを今でも鮮明に覚えています。初めてヨーロッパの街並みを目にしたということもあり、間違いなく今まで見た景色の中でTOP3には入る感動でした。

 

ネフスキープロスペクト。実際はもっと綺麗。

 

そしてロシア語の勉強を始めたきっかけとしてもう一つ大きかったのがこのプログラムの最大の目的である現地のロシア人との交流。彼らは日本語を勉強している学生達だったので日本語と英語で会話をしていましたが、一生懸命にコミニュケーションを取ろうと頑張ってくれる友達をみて、"この人たちとロシア語で会話して見たい!”と強く思いロシア語を勉強することに決めました。滞在期間はわずか1週間ほどでしたが今でもこの時の経験は忘れることができません。

 

そして大学はロシア語を勉強できるところを探して入学し、留学、休学を経て現在に至ります。実は一番最初に書いた通り僕は今ウクライナキエフというところで生活をしています。どうしてウクライナに辿りついたかについては、また別記事でゆっくりお話できればと思います。

 

↑僕が生活するキエフにあるソフィア大聖堂

 


さて、ロシア、ウクライナ以外のことについてもお話しようと思います。

 

僕の趣味は海外旅行でこれまでに20カ国以上を旅してきました。僕には大好きな言葉がありまして、それはチベットの僧侶、ダライ・ラマさんの

 

"Once a year go somewhere you've never been before."(1年に1度は新しい場所に身を投じなさい。)

 

というものです。新しい場所には新しい発見が必ずある。そう信じてこの教えをモットーにしています。1年に1回以上のペースでどっか行ってるので常に金欠ですが、この経験は本当にプライスレスだと思います。

 

また、小学生の頃から高校生までサッカーをしておりサッカー観戦やフットサルも大好きです。ちなみに推しのチームは清水エスパルスゼニト・サンクトペテルブルクです。

 

またおいしい食事とおいしいお酒が大好きです。特にビールが大好きで色々なビールをたくさん飲んできました。個人的なベストビールはチェコのパブで飲んだクラフトビールです。マジで美味しいしさらに安い。将来はチェコに住みたくなりました。ちなみにワーストワンは二日酔いの朝に飲んだ前日に開けたまま放置されていた金麦です、一口飲んで捨てました。なんで飲もうと思ったのかは今でも謎です。

 

 


簡単ですが自己紹介はこんなもんでしょうか。ブログって難しいなあ。

 

次の記事からはちゃんとした内容のものをバンバン上げていこうと思います、お楽しみに〜!!