留学に必要な持ち物、お教えします。~ロシア留学に向けて⑥持っていくものを準備しよう編~
スタバmacbookカタカタに憧れて生きてきました。
みなさんこんにちはだにーです。
最近デビューしました、自分がかっこよくなった気がしました。
今回はロシア留学に向けてシリーズ第6弾、持ち物についてお話ししたいと思います!
前回の記事はこちらから
僕も留学するまでは、1ヶ月間バックパッカーで北欧などを回ったことはありましたが、長期間外国に滞在した経験はありませんでした。しかもロシア留学の情報ってあまりないので何を持っていけばいいかわからず、こんよくわからないまま適当に荷造りしていきました。実際留学を終えてみて、"これ持ってきたけど全然使わんかったわ" というものもあれば "これ持ってこなあかんかったなあ"というものが何点かありました。ですので今回はその経験から持っていくべき荷物についてお話しします!
まず、僕が実際に留学に持っていったもののリストを簡単に下に書き出してみます。
ちなみに
赤字は必携もしくは持っていくことを強くお勧めするもの、
緑字は他の荷物などとの兼ね合いで持っていくかどうか/持っていく量をきめるべきだと思うもの。
青字は個人的には必要なかったと思うもの
になります。ではみていきましょう!
①書類系
- パスポート...言わずもがな、これがないと出国すらできません。
- パスポートコピー...念の為2部コピーを取っておきました。特に使う機会はありませんでしたがあるに越したことはないでしょう。もちろんロシアでもコピーはできますし、個人的にはノタリウスで公的コピーを取ることをお勧めします。
- パスポートのスキャンデータ...これも念の為。正直必要ありませんでした、写真で十分。
- 現金...僕は学費を現地で支払わなければならなかったので100万円を持っていきました。両替の段階で手数料で5万円くらい取られ、家賃と学費などでかなり減りました。学費を払う必要がない方は三菱UFJ銀行のデビットカードを作ることをお勧めします。手数料数百円で現金を引き出せます。
- クレジットカード...必携。ロシアはカード社会です。僕はクレジットカード2枚、デビットカード1枚、ロシアで作ったズベルバンクの口座のデビットカード1枚を持っていました。ロシアに長期間滞在するならズベルバンクの口座は絶対作りましょう、めっちゃ便利です。作り方に関してはまた記事を書きます。あと注意して欲しいのですがロシアはスキミング被害がめっちゃ大きいです。留学生ほとんどみんなやられました。僕もカードをスキミングされてしまいましたが、その結果インドから約600円の不正利用がありました。お菓子でも買ったんでしょうか。てかやるならもっと使えばいいのに。ちなみにやられる人は万単位でやられてるので注意が必要です。僕はラッキーでした。
余談ですがスキミング被害を受けたら絶対カードを止めてカード会社に電話しましょう、3ヶ月以内でこちらに過失がなければ返金されます。僕は電話した際に被害額を聞かれ600円だと答えると受付のお姉さんに鼻で笑われました。留学中にショックだったことベスト5に入る経験でした。悲しくもあり恥ずかしくもあり不思議な気持ちになりました、胸は痛かったです。 話が逸れました、リストに戻ります。
- 海外旅行保険証券...留学する際は必ず保険に入りましょう、もし病院のお世話になることになり保険に未加入だとえげつないことになります。僕の場合は確か10ヶ月で10万円ほどでした。
- 健康診断の英語訳...大学に提出を要求されていたので持っていきました。しかし結局提示は求められませんでした。でもあったほうがいいと思います、ビザの更新もしないといけないし。大学生の場合は大学の健康診断の結果を大学で翻訳してくれると思います、確認してみてください。僕の場合はやってくれました。
- 顔写真...必携。学生証を作るの必要だったり、割と使います。
②衣服系
- ポーチ...大活躍でした。ロシアはやっぱりスリが多いのでその対策にもなります。服の下に付けるタイプとサコッシュみたいなポーチの二つを持っていきました。
- 上の服(冬用)...やっぱり服が一番かさばります。なので僕は向こうで処分して帰ろうと思い、買ってから結構経ってる安い服を3~4着持っていきました。向こうでもH&M とか ZARA とかファストファッションのショップもありますのでそんなにたくさん持ってく必要はないと思います。
- コート...一枚持っていきましたが、現地で買うことを強くお勧めします。コートの質はロシアでの冬の生活の質に直結します、いいやつ買いましょう。日本から持ってきたコートも10月くらいまでは活躍してくれましたし4月から5月くらいでも活躍してくれました。
- ズボン...上の服と一緒です、捨てて帰るくらいのつもりで3~4本持っていきました。向こうでも買えます。
- Tシャツ...5枚くらい持っていきました、かさばらないしいいかなと思って。まあTシャツは何枚あってもいいですしね、他の荷物との兼ね合いで枚数は決めればいいと思います、ちなみにロシアでさらに買い足しました。
- 下着類..Tシャツと同じスタンスです。
- 帽子、マフラー、手袋...必携。ないと死にます。僕は一度11月に帽子を被らずに外出した時に見知らぬおばあさんから "С ума сосшел, что ли!?("気でも狂ってるのか!?")と怒られました。
- 靴...二足持っていきました。1足は安物の革靴でもう一足はニューバランス。革靴はスーツを着る機会が割とあったので重宝しました。ちなみに冬用の靴は現地で絶対買いましょう。僕は1万円くらいのブーツを買いました。冬用じゃないとコケます絶対。僕は10月に道路で滑ってコケた結果、側にいたロシア人に"oh my God"って言われました。びっくりさせてごめんね。
③電化製品系
- ヘアアイロン...癖っ毛なので気分で使ってました。海外対応のやつを事前に買っていきました。自分のを持っていく場合は絶対に対応している電圧を確認してください、爆発します。(経験者は語る)
- ヘアドライヤー...ヘアアイロンと同じく。気をつけないと爆発しますよ、ぼんっ!って。(経験者は語る)
- パソコン...必携です。授業で割と使いますしパワポを使ってのプレゼンなどもありました。
- USB...プレゼンデータなど入れるのに使ったりしました。あと教材をメールなどのデジタル媒体で配布されることも多々あったので管理に重宝しました。
- モバイルバッテリー...必携です。(もちろん向こうでも買えます) 地図アプリとか使ってたらすぐ電池無くなるので。
- 変圧器...僕は携帯とPCの充電くらいしかしなかったので特には必要なかったかなと。ヘアアイロンとかドライヤーは海外対応でしたし。
- 変換プラグ...必携です。ロシアやヨーロッパのコンセントはタイプCです。ダイソーでも買えます、多めに買っておきましょう。
④日用品系
- カイロ...これもたくさん持っていきましたが一枚も使いませんでした。室内はあったかいので割となんとかなっちゃうんですよね。現地にもロシアのカイロが売ってました、なので持ってく必要なし。
- 常備薬...正露丸とロキソニン、バファリンと持病の喘息の薬を持っていきました。幸い病院に行くほどの病気はしなかったのですが熱で寝込むことはありました。もちろんロシアでも薬は買えますが少しハードルが高いかもしれません。僕はロシア人をパシらせました。
- コンタクト...ロシアではコンタクトはアキュビューの奴が自販機で1300ルーブルくらいで買えます。日本より手軽。
- コンタクト液...ロシアにももちろんあるんですが日本のやつの方が僕の目にはあっている気がしました。
- 目薬...コンタクトなのでドライアイ対策に。
- ワックス...ロシアでも買えますが質良くないです。髪がゴワゴワするだけ。美容用品を使うたびに日本の商品の質の高さを痛感してました。
- 洗顔ネット、体洗いネット...あった方がいいです。僕ははじめてロシア人の家に泊まった時に「これで体洗いな〜」って普通のスポンジを渡されました。悪くはないんですがイマイチちゃんと洗えた気がせず...多分ロシアにも売っているんでしょうが僕は最初から持っていきました。
- タオル...バスタオルとハンドタオル1枚ずつ持っていきました。そしたら入居した時に1枚ずつ新しいの置いてありました。とりあえず1枚持っていって現地で買い足しましょう。
- 髭剃り...剃っても剃っても生えてきます、誰かいい髭剃り教えてください。
- 爪切り...100均のやつ買っていくことをお勧めします。現地でも買えますがかさばるもんでもないし。
- 散髪用バサミ...ロシア留学最大の懸案事項は散髪でした。実際ひどい髪型にされました。最初は自分で前髪とかを切ってましたが、韓国人のおばちゃんが在籍している散髪屋さんを発見してからはそこに通っていました、一回1000ルーブル。このおばさん韓国語と中国語しかわからないのでお互いジェスチャーで意思疎通を図っていましたがそれでもやっぱりアジア人の髪質に慣れてるなあと感じました。ちなみに「お会計は1000ルーブルです」だけはめっちゃ流暢なロシア語で言ってきます。ちゃっかりしとる。
- ちなみにロシアで散髪した結果がこちら↓良く言えばリヴァイ兵長、悪く言えばタラちゃんといったところでしょうか。
⑤勉強系
- 文房具...これがないと始まりません。多めに持っていきましょう。
- ファイル...授業によりますがめっちゃプリント配布されます。必須。
- ルーズリーフ...重宝しました。一枚ごとに使えるっていいよね。
- 参考書...特に文法書とかあれば持っていきましょう。やっぱり日本語で説明してある本が一番わかりやすいです。
- 電子辞書...必携。授業では知らない単語のオンパレードです、特に最初は。ちなみに電子辞書って日本以外ではほとんどないみたいでみんなが「なにこれ、パソコン?」って聞いてきました。辞書っていうとみんな目をキラキラさせて「日本やべえ!!!」って言ってました、可愛い。
- 紙辞書...いらないです。重いしでかいし最悪。慣れ親しんでいる方は使えばいいと思いますが電子辞書で事足ります。留学中2~3回しか使いませんでした。
- 手帳...予定は手帳で管理するアナログ派。最近は携帯で管理してます。なので特に必要性はないかなと。
- 本...2冊持っていきましたが行きの飛行機で読み終えました。最近はKindleとかあるからそっちの方がお勧め、ただ日本語についての会話のタネになります。僕は2冊とも友達にあげて帰りました。
⑥食品系
- 味噌汁...日本の味。たまに無性に飲みたくなるんですよね。ロシアにも売ってますがめっちゃ高いです。
- うどん/そば...現地のスーパーで普通に安価で売ってます。僕はうどんとそばの乾麺を合わせて2kg持っていった結果飛行機に荷物の重量超過にちょうど2kg引っかかり4000円の追加料金を支払いました。今考えると頭が悪すぎます、みなさんは真似しないように。
- カップ麺...好きなら持っていけばいいと思いますが、かさばるんですよね。これは他の荷物との兼ね合いでしょう。
- とんかつソース...これを持っていった過去の自分に盛大な拍手を送りたい、割とマジで。冷凍のナゲットもなんちゃってとんかつになります。めっちゃ重宝します。
- パックご飯...これも正直必要なかったかなと。ロシアではクラスノダール米が割と日本の米に似てます。鍋で普通に炊けるし。ちなみに僕はパックご飯を10個持っていった結果バックパックの約半分が米で埋まりました。浅はかですね、真似しないように。
- カレールー...最強です。ぜひ留学先で友達を作ってカレーパーティをしてください。その日はみんなのヒーローになれます。
- ばらまき用のお菓子...自分が思っているより多めに持っていても困らないです、なんだかんだ渡す相手はできます。僕は韓国人の女の子二人組にたべっこ動物をあげたのですが、"この動物は日本語でなんていうの?"って一個一個聞いてきて繰り返し発音してました。それをみて心のなかで僕は"サランヘヨ”と静かにつぶやきました。外国人が日本語喋ってるのってなんでこんな可愛いんでしょうか、もしかして僕だけ?
ざっくりあげてみました。みていただいたらわかると思いますが、基本的に現地で揃います。ですのでそんなにたくさん持っていく必要もないかなと。特に食品に関しては割とロシアでも揃っていたので驚きました。まあ日本食ってやっぱり人気ですからね、ラーメン屋さんやお寿司屋さんもどんどん広がってますし。他の国ならさらに充実しているんじゃないかと思います。ポーランドではカップ焼きそばが売っていて感動しました。
さて、僕は持って行かなかったけど持っていいけばよかったなあと感じたものもあるのでいくつかご紹介したいと思います。
1つ目は洗顔料です。ロシアのドラッグストアでそこそこいいやつを買ったんですがそれでも泡立ちは悪く、日本の洗顔料よりも質が確実に落ちるなと感じました、実際少し肌荒れしました。留学してから半年後に親に仕送りを送ってもらったのですがその時に洗顔料を3つ送ってもらいました。使って感動しました。次海外行くときは絶対日本から持っていきます。
2つ目はスーツです。持っていくか最後まで迷いましたがカバンのスペースの都合で断念しました。今考えると米を2キロと乾麺を2キロ持っていってスーツを持っていかないという暴挙に出た自分が理解できません。スーツですが、現地に出向されている社員の方にお話を伺いにいくときや大使館主催の行事などに出席するときなど割と着る機会がありました。僕は現地のZARAで安いスーツを新たに買いましたがやはり3万円ほどかかりました。スーツはぜひ持っていって現地の社会人の方と積極的に交流を図ることを強くお勧めします。
3つめは耳かきです。僕の探し方が甘かっただけなのかもしれませんが現地では綿棒しか見つけることができませんでした。個人的には綿棒より耳かき派なのでちょっと残念でした。これも100均で帰るしかさばらないので買っていくことをお勧めします。
最後はボールペンです。もちろん持っていってたのですが想像していた何倍もロシアのペンの質は良くないです。買ったばかりなのにカッスカスとかザラです。多めに買っていきましょう。
なんども繰り返しになりますが、持っていくものは極力少なくしましょう。留学後旅行してから帰りたかったり、お土産をたくさん買ってかえりた人はなおさらです。基本的には"向こうで買って使い倒して処分して帰る"このスタンスです。(捨てるだけじゃなくて,次に来る後輩のために残したり、知り合いにあげたり。) 僕は大体の服はあげて(奪われて)帰ってきました。それくらいの感じがベストなんじゃないかなあ。
さて、荷造りを終えたら、いよいよ出発です!
の前に、”航空券”買いましたか?
次回は僕がいつもする航空券の買い方についてお話ししようと思います!